室 見 川 の 野 鳥 ニ ュ ー ス
室見川の野鳥ニュース
不定期刊 巻2第6号
2002年2月4日発行
発行:室見川の野鳥

良い天気で小鳥の姿もちらほらと!/雑誌の取材を受けました

オシドリ

葦の茎の中の虫の幼虫を食べるオオジュリン。

ようやく日射しが戻ってきました。まだまだ寒くなる日もあるのでしょうが、ホッとした気分です。この天気のおかげで、薮の小鳥さんの姿も目に着くようになってきました。
 
この陽気で芦原や薮等でアオジやオオジュリンなどの姿が目立つようになりました。ツリスガラは鳴き声が聞こえますが、まだなかなか、目に見えるところには出てきてくれません。
今津ではホオジロのさえずりが、室見川でもヒバリのさえずりも聞かれました。天気が良いと、見ているこちらも気分が良いのですが、きっと小鳥達も良い気分なのでしょう。
ツグミもやっとばらけて、畑や住宅街でも目に着くようになりました。また、モズがさえずりをはじめています。
このまま春になるはずはないのですが、良い気分です。

セグロセキレイ

薮から姿をあらわしたアオジ。

はじめて取材を受けました!
土曜日には「GreenWalk九州」という季刊誌から、「バードウォチングの楽しみ方」という内容で取材を受けました。この雑誌は九州・山口をフィールドとした山歩き、ウォーキングの雑誌で、野草や野鳥、魚に虫等の自然観察も盛り込んだものです。昨年このHPを紹介していただいた「BE-PAL」のような中央の出版物ではないため、載っている内容が身近な所だったりするのが楽しい雑誌です。
ちょうど次男の子守もあった為、義父にもヘルプを頼んで、待ち合わせの室見川野鳥の広場に行きました。天気が良かったので、室住団地前等で鳥見をしながらお話をするというパターンだったんですが、次男がもたず、途中ドーナツ屋に行ったりで、大変でした。(Nさん御迷惑をおかけしました)さてどんな内容になるのか、ハラハラドキドキです。

カワアイサ

次男が撮影した取材中のN氏。「激写」を激写!?

カワガラス

アカハジロ。

アカハジロを見てきました!
 
最近、鳥の情報をいただいても、行くのが遅かったりで、なかなか見つけられないままの場合が続いていました。それで今回のアカハジロは速攻で行ってみました。アカハジロは日本に渡来するカモ類の中でもかなり数が少なく、毎年どこかで観察はされていますが、数羽です。
図鑑等で見ると地味な印象のカモ類ですが、ホシハジロの群れの中ではやはり目立っていました。他のカモ類がお昼寝する中、しっかり起きて楽しませてくれました。ただし近くに来てくれない為、撮影には苦労しました。帰る間際に少し陽が射したので、薮にもぐって、枝の間から撮影しました。近所の方の話では12月からいるそうで、このまま越冬するのでしょう。