室 見 川 の 野 鳥 ニ ュ ー ス
室見川の野鳥ニュース
不定期刊 第45号
2001年12月17日発行
発行:室見川の野鳥

本格的に寒くなりました!でも鳥見は不調です。

ハヤブサ

餌採りも披露してくれ、欠伸もする、人気者のハヤブサ

福岡にも本格的寒波が到来し、週末には背降山や雷山にもうっすらと雪化粧が見られました。この寒波で北国から冬鳥が大挙到来かと期待しましたが、残念ながら天気も安定せず、このところ鳥見は不調です。
 
室見川では小田部小学校横に今年もオオバンが姿を見せています。曲淵ダムには、夏からそのままいるのか、オシドリが綺麗な冬羽を見せていました。しかしオオジュリンはまだ見ていませんし、ツグミの数もまだ少ないようです。
河口周辺には最近行っていないので、カンムリカイツブリがどのくらい入ったのか見に行かないといけません。昨冬のように30羽前後入ってくれるといいのですが。それから河口東岸野鳥園にビンズイが来たかもチェックがしなければ。都市高速の横なので、もしかしたらもう来ないのかも知れません。

イソヒヨドリ

久しぶりに今津でイソヒヨドリの♂を見つけました。

室見川周辺ではここでしかビンズイを見たことがなかったので、そうなると残念なことです。
 

最近今津では猛禽類を中心に鳥見をしていますが、ハイイロチュウヒは一度後ろ姿を見ただけ、チョウゲンポウ♂は見ることはできても、なかなか撮ることができません。とにかくこのチョウゲンポウ♂は、車で近寄って電柱2本、歩いていたら田圃2枚で飛んでしまいます。どうも一ケ所にじっとしているタイプじゃないようです。それに比べるとハヤブサはいつも、ほぼ同じ電柱の上で地上を見下ろしています。腰をかがめていれば、電柱1本以内まで近寄らせてもらえます。先日は何故か、あくび(?)をくり返していたので、驚いてしまいました。

チョウゲンポウ

お目目パッチリのチョウゲンポウ♀。

今年もあと2週間。あっというまの2001年でした。行きたかったところ、見られなかった鳥などなど、心残りがたくさんあります。年内にどれだけ解消できるかな?