室 見 川 の 野 鳥 ニ ュ ー ス
室見川の野鳥ニュース
不定期刊 第42号
2001年11月26日発行
発行:室見川の野鳥

ツル!ツル!ツル!鹿児島県出水〜高江へちゃぼさんと遠征して来ました!

野鳥図鑑
200種掲載!

ツル

左からマナ、マナ、ナベ幼、クロ、ナベ幼

連休最終日はちゃぼさんと春からの懸案の出水ツル見遠征を行ないました。
 
ちゃぼさんと4時に待ち合わせして、ちゃぼさんのエルグランドで一路鹿児島県出水市を目指します。福岡の都市高速が西へ延伸したので、自宅近くから直ぐに都市高速に乗れるようになりました。そのため、遠出が大変楽になりました。
太宰府ICから九州縦貫道に入り、順調に進んでいましたら、おしゃべりのし過ぎで、八代JTでまっすぐ行ってしまい、気付いたらトンネルの中。カーナビもあったのですが…。人吉インターで降り、すごい霧の中をタヌキの死骸を4つ見て、急ぎます。霧も晴れ、結局出水に入ったのは一時間遅れの8時前。今日案内してもらう”とりみたい”のBIRD☆LANDさんが心配して途中で電話くれたりして、ようやく東干拓に到着。

カナダヅル

カナダヅル

昨年末以来の出水でしたが、ツルが田圃に点在する光景は何度見ても良いものです。東干拓では、すぐ目の前にクロヅルがいたり、コミミズクが飛んでくれたりで幸先良いスタートを切る事ができました。コハクチョウも5羽見る事ができました。

その後カナダヅルとアネハヅルを探しに荒崎へ。荒崎ではdaruma-ppさん御夫妻と合流。カナダは見つかりましたが、アネハは見つからず。ミヤマガラスの群れに暗色型のコクマルが混じっていて、飛んで行くのが見れましたが、結局白色型は見れませんでした。

その後”頭巾ハヤブサ”とBIRD☆LANDさんが呼んでいる、ハヤブサを見に行き、その黒々とした顔を堪能しました。

頭巾ハヤブサ

頭巾ハヤブサ

ホシムクドリ

ホシムクドリ

続いてホシムクドリの群れを探しに行き、柿の実を食べるホシムクドリを見る事ができました。その後名護港でカツオドリの飛ぶ姿を確認した後、米津川でセグロカモメ類を見ました。キアシセグロカモメなのか、単に足の黄色いタイプなのかはっきり分からないセグロカモメを4羽確認しました。

BIRD☆LANDさんといったん分かれて、お弁当をコンビニにで買って再度東干拓へ。残念ながらアネハは見つける事ができませんでしたが、ナベヅルとクロヅルの合の子のナベクロを見る事ができました。

BIRD☆LANDさんが奥さんと娘さんを連れて合流、daruma-ppさん御夫妻とはここで分かれて、一路川内市高江干拓へ。

高江干拓へ入ると、直ぐにニュウナイスズメの大きな群れがいて、カラフトワシの鳴き声がします。ステーションと呼ばれる場所へ行くと、”とりみたい”のAkiyoさんが来られていて、一緒に飛んでいるカラフトワシを観察。風切はボロボロのようですが、ゆうゆうと空を舞っています。しかしなかなか止まってくれません。

その後レンカクの時にお世話になったK園さんとD先生が来られ、写真等を見せてもらっていたら、カラフトワシが遠くの電線に止まりました。急いで電線の方まで行っていると、隣に止まったハシボソがつっかかって、カラフトワシは飛んでしまいました。結局止まってくれたのはその時だけでした。

カラフトワシ

カラフトワシ

K園さんとD先生が変えられた後、”とりみたい”こけこっこさん御夫妻が見えられ、ハイタカやチョウゲンポウの飛翔を見たり、ムネアカタヒバリとタヒバリの地鳴きの違いをBIRD☆LANDさんに教わったりして過ごしました。チュウヒの飛翔は見る事はできませんでしたが、5時過ぎに皆さんと分かれて帰路につきました。

鹿児島空港ICより九州縦貫道に入って、帰宅したのは10時前になりました。ちゃぼさん運転御苦労さまでした。BIRD☆LANDさんをはじめ”とりみたい”の皆様本当にありがとうございました。楽しい鳥見ができました。ちなみに私の初認はクロヅル、コミミズク、カナダヅル、ホシムクドリ、カラフトワシの5種でした。