室 見 川 の 野 鳥 ニ ュ ー ス
室見川の野鳥ニュース
不定期刊 第40号
2001年11月16日発行
発行:室見川の野鳥

コチョウゲンポウ初認です!

ケアンズの鳥写真集完成!

コチョウゲンポウ

お食事中のコチョウゲンポウ

鳥見にはジャンパーが必要な季節になりました。河口や農耕地は吹きさらしですから、寒いですね。先月から今津でコチョウゲンポウがいるという情報があったのですが、やっと出会う事ができました。

鳥見ではなく用事があって福岡市の西の前原市まで行った帰り、獲物を掴んだ猛禽の姿を発見。車で後を追い、バッグから双眼鏡を取り出し見ると、コチョウゲンポウでした。一応スコープもカメラも積んでましたので、取り出してごそごそやっていたら、飛んでしまいました。とんだ先に追い付いて、車から撮影しようとしたら、トラックが…。今度はとんだ先を探しても見つからず、断念。仕方なくお昼を食べに行っていたら、いました。稲小積の上でお昼御飯(ネズミ?)をとっていました。曇天で、田圃1枚向こうでしたが、お食事が終えるまでじっと観察する事ができました。こちらに気付いてか、どんどん後ろ向きになって、とうとう食事内容ははっきりしませんでした。

シロチドリ

マリナタウン人口海浜で風をさけるシロチドリ

室見川河口に久しぶり行って来ました。天気は良かったんですが、風が強くて、博多湾も荒れていました。

ビンズイが来ていないかと、河口東岸の野鳥園(名ばかりの小さなところ)に行ってみました。横の都市高速が開通したからか、かなりうるさくなって、スズメとカワラヒワしかいませんでした。河口にはホシハジロが3〜400いて、カンムリカイツブリも1羽見られました。スズガモは湾内を見ましたが、見つからず。波が強かったので、どこかで休憩でしょう。

河口西岸に渡って、マリナタウン人口海浜の中央突堤のカモメ類を見に行きました。カワウ、セグロカモメ、ウミネコだけでカモメはまだのようです。砂浜を見ると白いゴミが点々と…。スコープで見るとシロチドリです。風を避けて、砂地に座り込んでいます。昨年も同じような光景を見ましたが、その時はハマシギも混じっていました。今回はシロチドリだけ15羽でした。

ホシハジロ

室見川河口のホシハジロの群れ

愛宕には昨年同様オナガガモが100近く来ていました。春先まで楽しませてくれる事でしょう。