室 見 川 の 野 鳥 ニ ュ ー ス
室見川の野鳥ニュース
不定期刊 第35号
2001年10月10日発行
発行:室見川の野鳥

有明干拓に行って来ました。観察種200種達成!

ショウドウツバメ

調整池の上を飛ぶショウドウツバメ(コリメートの飛び物です)

先月末烏帽子岳でアカハラダカを見てライフリストが199になり、200にリーチがかかっていました。しかしそれからことごとく初認種を外しまくり、スッキリしない毎日が続いていました。すると、darumaさんより有明干拓に行けばショウドウツバメが沢山飛んでいるとの情報があり、満を持して行って来ました。

さっそく、前回行った時にオジロトウネンを見た蓮田に直行。すると大正解!。セイタカシギ4、オグロシギ5、エリマキシギ3、ツルシギ2、コアオアシシギ8、タカブシギ9、ウズラシギ2と、まさにシギチ三昧。他にはバン、オナガガモ、サギ類。一枚の蓮田にこんな沢山の鳥がいるのを初めて見ました。するとオジロトウネンが3羽飛んで来て、更にはアオアシシギも1羽飛んでくるではありませんか。至福の一時でした。

後から探鳥会の下見に来られた方が、ざっと見て来たが、シギチはこの蓮田しか入っていないとおっしゃいました。物凄くラッキーでした。

ツルシギ

ツルシギ

探鳥会が始まる前に移動して、他の蓮田を見に行くと、水路の所で上を飛ぶ群れがある。ショウドウツバメです。40羽程度でしょうか?群れているので見つけやすく、識別も楽に出来ました。これで観察種200となったわけです。本当は1年で見られると思ってたんですが、1年と3ヶ月かかりました。

有明干拓の中央にある大きな調整池に行くと、オナガガモ、ヒドリガモの群れが数百羽入っていました。キンクロハジロやマガモ、カルガモも。コガモは堤防のところのクリークにいました。

この調整池の上をショウドウツバメの群れが飛び回っていました。無理は承知でスコープとデジカメのコリメート法でチャレンジ。遠い分、動きが掴みやすいのでどうにか撮影成功。一番上の写真がそうなんですが、胸の帯がちゃんと写っています。

ウズラシギ

ウズラシギは今秋初認です。

来週末はオーストラリアのケアンズで探鳥です。100種は必ず、ひょっとすると200種は見られるということです。今まで200種になったばかりなのに、一挙に200種を見ると頭の中はパニックになりそうです!