室 見 川 の 野 鳥 ニ ュ ー ス
室見川の野鳥ニュース
不定期刊 第30号
2001年9月3日発行
発行:室見川の野鳥

佐賀の大授搦に再度行って来ました!
カウンタ6,000ゲットはdarumaさんでした!

トウネン

ダイゼン、ハマシギ、オグロシギ

佐賀の大授搦にちゃぼさんとシギチを見に行って来ました。

先月23日に初めて大授搦に行って、シギチの数の多さに圧倒されたので、その興奮をもう一度ということで、以前行った時に潮が引かずに楽しめなかったちゃぼさんと、一緒に行くことにしました。

6時45分頃堤防につくと、既に干潟には多数のシギチが餌を啄んでいました。空には雲が多く、太陽は雲に隠れて、はっきりと射し込んで来ません。ダイゼンは冬羽とぼろぼろの夏羽が半々くらい。メダイチドリは前回に比べて胸の赤みが少なくなっていました。ハマシギも腹の黒いところがかなり減ってきたようで、夏羽の残りは少なくなりつつあります。

そうこうしているうちにオバシギの群れが飛んで来たり、アオアシシギの群れが来たり。ダイシャク、ホウロク、オオソリハシ、オグロシギも群れで登場です。

シギの群れ

ダイシャクシギ、ホウロクシギ、オグロシギ

オバシギの群れが来ました。コオバが混じってないかと探しますが、これといって、大きさに差が感じられません。次にオオメダイチドリを探しましたが、これだと言い切れるものをみつけられませんでした。(ちゃぼさんは見つけたました)

このように目の前が賑やかになり、ちゃぼさんとあれは何?、あれがこっちの来た、とか話ながら、動き回るシギチを見て、撮っていました。が、突然ハマシギなどの小さい鳥が一斉に飛びます。それからは何度も何度も群れが飛び、海の上を旋回していきます。気付かないうちに干潟がなくなって来ていました。

こうなったらお手上げです。次々にシギチ類は飛んで行き、水の中のダイシャク、ホウロクが飛び、最後にアオアシが飛んで終わりでした。

ちゃぼさんも前回の私と同じような感想を呟きました。何か夢みたいと。

メダイチドリ

メダイチドリ

撤収しようとしたら、ハヤブサ若がシギを追っているのが見れました。遊歩道にはまだシロチドリが残っていました。時折シギチの群翔がまだ見られます。すぐに引きはじめないかとそれでも30分程待っていましたが、諦めて帰りました。大授搦は写真撮影はさておき、何百羽ものシギチを堪能できるので本当に面白いところです。又行きたいところの一つです。