室 見 川 の 野 鳥 ニ ュ ー ス
室見川の野鳥ニュース
不定期刊 第28号
2001年8月19日発行
発行:室見川の野鳥

秋近し!シギチドリが戻りはじめました。

やっとサイパン旅行記完成!

アオアシシギ

周船寺川水門付近のアオアシシギ

室見川、今津、和白とまわってくると、シギ・チドリが戻ってきているのがわかります。秋の気配です。

室見川では金武井堰等でキアシシギが見られるようになり、シギチの季節が始まるかと、和白、今津とシギチ探しをしてきました。しかし、30度を越すこの暑さですから、まだまだ種類は少なく、シギチの走りと言ったところです。

16日に和白に行きました。和白ではキアシシギ数羽が塩浜の方の海岸で見られ、クリークにアオアシシギが1羽いました。しかし広大な干潟にはシギチの姿はありませんでした。帰りに牧ノ鼻から人工島を眺めると、かなりの数のシギチの姿がうかがえましたが、干潟にはなかなか出てくれないようです。

15、18、19日と今津周辺の休耕田周りをしてみました。太郎丸の休耕田では、タゲリが1羽越夏したのか姿を見せてくれました。しかしそれ以外の淡水系シギチはまだまだのようです。

ダイシャクシギ

ダイシャクシギ

今津の干潟ではダイシャクシギ1羽、ホウロクシギ1羽の他に、キアシシギ、ソリハシシギ、アオアシシギが見られました。アオアシシギは14羽まで数える事が出来ました。第一回冬羽なのか全体に褐色の強いものや、足がかなり黄色いものなどが群れを作っていました。アオアシシギはここで冬を越し、6月下旬まで見られます。

昨年は9月中旬にセイタカシギ、オオソリハシシギが今津で見られています。今秋はどんなシギが見られるのか今から楽しみです。

一方曲渕ダムを賑わしたヤマショウビンは18日まで確認されています。いつまでいるのかこちらも楽しみです。

タゲリ

もしかしたら越夏した?タゲリ