室 見 川 の 野 鳥 ニ ュ ー ス
室見川の野鳥ニュース
不定期刊 第25号
2001年7月31日発行
発行:室見川の野鳥

夏休み家族旅行でサイパンに行ってきました!

ナンヨウショウビン

いたるところで見られたナンヨウショウビン

家族の夏休み旅行として4泊5日でサイパンに行ってきました。

鳥見だけならロタの方がよかったのですが、家族連れなのでサイパンのコンドミニアムにしました。福岡を11時に発ってグアム乗り継ぎで夕方5時過ぎ(日本時間4時過ぎ)にサイパンに着きました。初めてのサイパンは少し雲が出ていて、日射しがないぶん福岡より涼しい感じでした。

サイパンでは時期的に旅鳥や冬鳥は狙えませんから、留鳥の26種程が鳥見の対象です。そのなかでも頭が白いタイプのナンヨウショウビンが一番の狙いめでした。

コンドミニアムに着いて早速敷地内を見て回ると、コテージ周りのプルメリアやパームツリーなどの木立にマリアナメジロやオウギヒタキが見えました。ミニジャングルからは多くの鳥の鳴き声が聞こえてきました。

コテージ

泊まったSan-ai The Palmsのコテージ

事前にいくつかの鳥見ポイントを調べていましたが、鳥見時間のこともありますが、最終的には泊まったコンドミニアム周辺が一番鳥が見られました。ナンヨウショウビンも翌朝泊まっているコテージの裏の道路の電線に止まっているところを簡単にゲットできました。というより、サイパンではナンヨウショウビンは日本でのモズくらい多く、どこでも見ることができました。それに見やすい場所にじっと止まっているので、一番撮りやすく、最後はまたナンヨウショウビンかと言う気になりましたが。

コテージ周辺で見られた鳥は、シロアジサシ、ヨシゴイ、オオベニバト、ムナジロバト、コバシヒメアオバト、ムジアナツバメ、ナンヨウショウビン、オウギヒタキ、カラスモドキ、マリナマメジロ、ミツスイ、オウゴンミツスイ、スズメの13種。その他の場所で、シラオネッタイチョウ、クロアジサシ、クロサギ、タカブシギで計18種確認でした。ナンヨウヨシキリ、アカオネッタイチョウやカツオドリ等は残念ながら見つける事はできませんでした。

シロアジサシ

シロアジサシもいたるところで見られました。

なお、この鳥見行の詳細は、「たわごと」コーナーに「2001年サイパンの旅」としてまとめています。(途中)