室 見 川 の 野 鳥 ニ ュ ー ス
室見川野鳥ニュース
不定期刊 第23号
2001年7月15日発行
発行:室見川の野鳥

鹿児島までレンカクを見に行きました!

レンカク夏羽

餌を探すレンカク、後頸の金色が綺麗!

先月「鳥見のススメ」のdarumaさんから連絡を受け手以来、見に行きたかったレンカクにやっと会えました。往復690km。鹿児島はやはり遠かった。   6月に大浦干拓に現われたレンカクは1週間ほどでいなくなってしまいました。私は北海道鳥見旅行の直前だったので、結局見に行く事ができませんでした。そうすると今月に入って「とりみたい」のattoさんよりまた現われたとメールが入る。今度は完全な夏羽とのこと。今度こそこのチャンスを逃がしてなるものかと、行って来ました。   夜中3時過ぎに自宅を出て、途中のコンビニでサンドイッチとおにぎりを買い込み、あとはひたすら高速道路を南下しました。途中虫の大群がフロントガラスにぶち当たって来たり、霧で視界が効かなかったりで、大浦干拓には7時過ぎに到着。カッと照りつける夏に日射しと、むせ返るような水蒸気で、車から降りた途端に汗が吹き出して止まらない。行き止まりの農道に入り込んだり、別の池に行ったりで時間を取られましたが、地元のバーダーの小園さん

レンカク

草地で羽繕い

に助けられて、やっとレンカクに出会えました。     レンカクのいた池は、結構広く、ホテイアオイ等の水草がずっと水面を覆っていて、1人だったらなかなか見つけにくい状態でした。                  最初小園さんにあそこにいると言われも、なかなか見つけれませんでした。全長60cm程あると言っても、半分は尾の長さですから、思ったより小さいです。特に横にぼってりしたゴイサギの幼鳥が来たので、より小さいと言う印象が強かったです。                  蓮田ではないので、水草の上を歩いて回る光景は見る事ができませんでしたが、草地で羽繕いするところも見る事ができました。                    2時間ほど見ていましたが、すでに全身汗まみれ。木陰で着替えて、10時前には大浦干拓を後にしました。帰りは、途中のSAで残りのおにぎりを食べ、一寝入りして、2時過ぎに自宅に着きました。往復690kmかなりのものでした。ふう〜。

カイツブリ

カイツブリの巣もありました