室 見 川 の 野 鳥 ニ ュ ー ス
不定期刊 第15号
2001年5月21日発行
発行:室見川の野鳥

東京・千葉へ遠征してきました!

メリケンキアシシギ

出張を利用して念願の東京・千葉遠征鳥見に出かけました。
 初めての場所での鳥見だったので、「Chusanの」の田中さんに葛西臨海センター、茜浜、谷津を案内していただきました。
 宿は谷津近くのららぽーとに取りました。5時に起きて窓の外を見ると、対岸の船着き場にカワウとアジサシがと舞っているのが見えました。5時とは言え関東は日の出時間も早い為、30分は違う感覚です。6時にホテルのロビーまで田中さんに迎えに来ていただきました。
 葛西臨海公園は先月義父が見に行って、オオハシシギやセイタカシギ等を見てきていましたが、オオハシシギは抜けた後、セイタカシギは営巣中で姿なく、シギチは少なかったのですが、福岡では見ることが出来ないオナガを見ることができました。

オナガ。カササギに比べてかなり小さいです。

 海岸では、スズガモやカンムリカイツブリがまだ見られました。
 
強風の茜浜、思いもかけない鳥に出会いました。
 茜浜に着くと、強風が吹きあれ、潮の飛沫が防波堤を越えて降り掛かるような天候でした。
 その荒れた海に焦茶色の鳥が浮かんでいるのが見えました。前日カンムリウミスズメが見られたそうで、先に来ていた方達が、あーじゃないこうじゃないと同定されていましたが、ハシボソミズナギドリでした。
 強風の中を飛ぶ姿はなかなかかっこよく、100羽以上の飛翔が見られました。
 茜浜といえばメリケンキアシシギ。見のがせないと、堤防を2km程歩き、見てきました。

ハシボソミズナギドリ

谷津干潟にて、田中さん、高田さん。

締めくくりは谷津干潟。沢山の鳥見の方に出会いました。
 谷津干潟は住宅地に囲まれた、福岡では考えられないような干潟公園でした。
 施設も整っており、食堂もあり、スコープ担いで入っても違和感がないという、便利さです。それにしても鳥見の人の数は多かったですね。私が入っている野鳥のメーリングリストのメンバーに何人にも会うことができ、お話も凄く楽しかったです。
 干潟にはダイゼン、ハマシギ、キョウジョシギ、メダイチドリ、トウネン、チュウシャクシギなど凄い数でした。アジサシやコアジサシもダイビングを見せてくれました。
 名刺を皆さん持たれているのにも吃驚。私の急いで作らないと。駆け足でしたが楽しい鳥見行でした。
 田中さんを始め、皆さんありがとうございました。