室 見 川 の 野 鳥 ニ ュ ー ス
不定期刊 第8号
2001年4月4日発行
発行:室見川の野鳥

室見川流域にヒレンジャク出現!

20数年ぶりにヒレンジャクを見ることができました。
 桜満開の室見団地でヒレンジャクの群れを見ることができました。32羽数えることができました。
 ヒレンジャクはアムール川下流の狭い範囲で繁殖し、東シナ海沿岸と日本で越冬しますが、渡来する数の変動が大きく、全く見れない年もあるようです。
 私が最初に見たのは今から20数年前で、その年は大きな群れが日本に来たようで、前原市の実家の庭のフェンスに鈴なりだった事を覚えています。その時はTVニュースや新聞に大きく取り上げられたので、別に野鳥に興味を持っていなかった私も、レンジャクの姿と名前は覚えてしまいました。
 レンジャクを見るのはそれ以来です。その時はキレンジャクも混じっていましたが、残念ながら今回の群れには見られませんでした。
 発見したのが室見団地の桜やビラカンサの木のところだったので、フイールドスコープを向けることができず、団地横の電線に止まるまで待たなければなりませんでした。従って絵的にはあまり良い写真は撮れませんでした。
 いつまで室見川周辺いるのかわかりませんが、もう少し見ていたい鳥です。
 
4/4 32羽確認
4/5 12羽確認

ヒレンジャク鈴なり(4月4日室見団地にて撮影)

なかなか凛々しい横顔です(4月4日室見団地にて撮影)

木の赤い実を啄む(4月5日室見団地にて撮影)