室 見 川 の 野 鳥 ニ ュ ー ス
不定期刊 第7号
2001年4月2日発行4月4日追加
発行:室見川の野鳥

桜 - 満開です。

晴れに恵まれた先週末は、風が冷たかったのですが、室見川流域は桜見の人で賑わっていました。
 混雑を避けて、上流の曲渕ダムパークに行きましたが。ここでも花見の人で駐車場は満杯でした。この満開の桜も今週末で終わりとなります。いよいよ春本番となります。
 室見川の葦原では、ホオジロやウグイスに加えて、アオジやセッカがさえずりはじめました。セッカは12cm程の小さな鳥で、クモの糸を使ってイネ科の植物の羽を縫って巣を作る器用な鳥です。「ヒッヒッヒ、カッカッカ」と独特の鳴き声で楽しませてくれます。室見川の夏の主役オオヨシキリも、もう少しで現れることでしょう。
 週末には今津では黒い頭の夏羽になったノビタキが見られました。昨年10月には南下する途中室見川に立ち寄ってくれましたので、この黒い夏羽も室見川で見られるかも知れません。
 今津や和白ではシギ、チドリの春の渡りシーズンです。クロツラヘラサギやミヤコドリも、今月中には繁殖のため北へ帰るかも知れません。
 
今月福岡を通過する予定の鳥
シマアジ、ノビタキ
今月福岡にやって来る予定の鳥
ササゴイ、アマサギ、チュウサギ、コシアカツバメ、ヤブサメ、コヨシキリ、オオヨシキリ、キビタキ、コサメビタキ
今月福岡から帰る予定の鳥
ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、ヘラサギ、クロツラヘラサギ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ウミアイサ、ミヤコドリ、セグロカモメ、カモメ、ビンズイ、タヒバリ、ジョウビタキ、ミヤマホオジロ、オオジュリン

蜜を吸うヒヨドリ(3月31日石釜にて撮影)

室見川でもセッカがさえずりはじめました。(3月30日立花堰上流にて撮影)

ノビタキが通過中です。(4月3日立花堰上流にて撮影)

4月4日追加
シマアジ、ノビタキは4月3日に室見川で見られました。(シマアジはちゃぼさん発見)