室 見 川 の 野 鳥 ニ ュ ー ス
室見川の野鳥ニュース
第1号
2001年2月1日発行
発行:室見川の野鳥

室見川にカモメを見に行きませんか?

小田部小学校横の砂州に集まるカモメ達(1月31日撮影)

 冬になると、室見川のあちらこちらで、ユリカモメにパンなどの餌をやる人が目立ちます。川べりに白い雲のようにユリカモメが舞っているのが良く見られます。
白い体に赤い嘴と、赤い足のユリカモメは、ホオジロと並んで福岡市の鳥になっており、冬の風物詩として市民に親しまれています。
 しかし室見川にいるカモメは、ユリカモメだけではありません。一年中見られるウミネコ、黒い目が可愛いカモメ、体の大きなセグロカモメ、背の色のもっと濃いオオセグロカモメ。
室見川にいかれた時は、少し目をカモメ達の方に向けてみてはいかがでしょう。それぞれに個性があって楽しいものです。うまく行くともっと珍しいカモメにあえるかも知れません。

■室見川で普段見られるカモメ達

【ウミネコ】長い嘴の先の赤黒が特徴。足は黄色で、背の灰色は濃い。

【カモメ】足と嘴が黄色で、目が黒い。嘴には黒い斑があるものが多い。

【ユリカモメ】体が小さく、足と嘴が赤が特徴。背の灰色は一番淡い
【セグロカモメ】体が大きく、黄色い嘴の下に赤い斑がある。足はピンク色。