カメムシ目 カメムシ下目 ホシカメムシ上科 ホシカメムシ科
oder HEMIPTERA Infraorder Pentatomomorpha Superfamily Pyrrhocoroidae family Pyrrhocoridae
フタモンホシカメムシ
Phyrrhocoris sibiricus
8〜9mm
成虫越冬
平地から低山の草地、河原
【1】成虫。2006.11.28福岡市西区にて採取、自宅にて撮影。NICON COOLPIX4500。
卵形の体は灰褐色で、全体に黒い点刻に覆われ、前胸背の前縁近くに一対の点刻のない光沢のある黒い隆起がある。
各脚の基節窩の外側が黒褐色。(※クロホシカメムシは黄白色)
長翅型、短翅型があり、長翅型は灯火に来る。
地表性で乾燥した草むらや石の下で生活する。
冬期は植物の根際や石の下で成虫越冬する。
イネの穂を吸収して、斑点米の原因となる。
日本では北海道、本州、四国、九州、対馬に分布。
シベリア東部、中国にも分布。
【2】成虫。赤みの強い個体。2006.11.29福岡市西区にて採取、自宅にて撮影。NICON COOLPIX4500。
【3】成虫。1と同個体。基節窩外面が白色。2006.11.28福岡市西区にて採取、自宅にて撮影。NICON COOLPIX4500。
【4】成虫。2006.12.23福岡県前原市にて採取、自宅にて撮影。CoolPix4500。
【5】成虫。2006.12.23福岡県前原市にて採取、自宅にて撮影。CoolPix4500。
【6】2006.11.29福岡市西区にて採取、自宅にて撮影。CoolPix4500。
室見川の野鳥版「デジタル昆虫図鑑」
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