カメムシ目カメムシ亜科へリカメムシ科
Acanthocoris sordidus
ホオズキカメムシ
Acanthocoris sordidus
10〜13.5mm
成虫越冬?
平地〜低山の草地、農耕地
【1】成虫。2006.12.23福岡市西区にて採取、自宅にて撮影。NICON COOLPIX4500。
全体が光沢の少ない緑色をしているが、成虫には遺伝的な変異があり、20種類前後の体色のパターンがある。
アオクサカメムシに似るが、体型が細長く、前胸背側角の突出が弱い事、触覚第3〜5節の先半が褐色等で区別できる。
アオクサカメムシとの生殖的隔離は完全ではなく、自然交雑が起こる。
広食性で多くの植物を吸収する。
イネの穂を吸収して斑点米の原因となる。
日本では本州、九州、四国、南西諸島、小笠原諸島に分布
台湾、中国、東南アジア、ハワイ、オーストラリア、ヨーロッパ、新北区、新熱帯区
【2】成虫。2006.9.8福岡市西区にて撮影。NICON COOLPIX7900。
【3】成虫。2006.6.16熊本にて撮影。NICON COOLPIX7900。
室見川の野鳥版「デジタル昆虫図鑑」
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